オータムクラシックでの羽生結弦選手の
フリー「SEIMEI」の演技内容について、少しお勉強してみました。
※ルールは2015-2016年のものです。
ステップシークエンスがレベル2であったことで
私を含めゆづファンの方々も
いつも以上に要素なりに興味を持つきっかけになったような気がしています。
オータムクラシック「SEIMEI」プロトコルの見方
SEIMEI プロトコル(オータムクラシック2015 フリー)
羽生結弦選手 SEIMEIのプロトコル(ジャッジスコアとも呼ぶ)。
演技が終わるとこちらをすぐに確認。
ジャッジからどんな評価をされたのかが気になりますよね。
私はわかってないところ多かったんですが、
この記事書いてる間にだいぶクリアになってきましたよ~♪
10月19日のあさチャンで
いくらか解説していただいていたのでキャプさせて頂きました。
鈴木明子さん解説。
エレメンツ(Elements/要素)
色々赤ペン入ってますが、
親切に要素の日本語訳?がついていてわかりやすい。
基礎点が1.1倍になります。
あと、説明がなかった(きっとカットされてる)
4T<+REPのところ。
「+REP」:3回転以上の同じ種類の単独ジャンプを跳んだ時、2度目のジャンプで基礎点0.7掛けになる。
4T< (回転不足)の基礎点は8.0。
後半ジャンプなので1.1掛け
+REPなので0.7掛け
8.0×1.1×0.7で6.16と出ました。ホッ
今季(2015-2016)のルール改正ガイドラインはこちら
http://www.jsfresults.com/data/fs/pdfs/comm/comm1944j.pdf
プログラム ・コンポーネンツ(Program Components/構成)
それぞれの意味もわかりやすく記載されてるので
こちらもキャプさせて頂きました。
番組内で強調していたのは「曲の解釈」。
こういう雅楽は今までトップ選手での使用はなかったらしく、
それでも上のプロトコルを見ると「9.75」が2つもあります。
評価がとても高いんですよね。すばらしい~。
StSq2(ステップシークエンス レベル2)について分析と説明
そして、気になる「レベル2」になったステップシークエンス(StSq)。
これに対して詳しく説明して頂いている動画をご紹介。
羽生結弦 2015-16 FS フリー Autumn Classic ステップ解説
kodaka ataru さんより
Step Seq Level 動画から書き起こしさせて頂きました。
- variety (種類・数の豊富さ)
- 難しいターンステップ3連続両足
- 体幹への影響を与える上体の動き 1/3
- 両方向への回転 1/3
日本スケート連盟サイトではこう表記されています。
- 時計/反時計回りの両方の回転をどのくらい取り入れているか
- 上半身の動きのバラエティー
- ステップとターンの多様さ
- 切り替えのすばやさ
上体の動きが少なめなのと、
後半部分で回転がほとんど見られないので
パターンの1/3を満たしていないのではないかと言われています。
ふむふむ、勉強になりました!
ステップの見極めは
素人にはなかなか習得は大変そうですが、
それ以外のところでは動画と説明があればある程度理解することができるんですね。
詳しい説明ありがとうございました。
プロトコルの見方動画
プロトコルの見方についても説明されています。
ページが重くなるかもなのでこちらはリンクのみで。
見るだけで随分と理解できるようになります。
勉強したい方はぜひご覧ください。
次回はSEIMEIの各要素をGIF動画にして整理したいと思います。
ステップ・ターン個々についてはまだ理解不足です・・・(^-^;

